モンベルのダウンシュラフを買った話し1

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2016年11月26日 10:16

僕は、3年前にバイクを入手し、ツーリングキャンプを始めました。
最初は、とにかく最低限の装備を購入しました。

テントは、過去エントリーにも記載しましたが、
アルペンプライベートブランド、サウスフィールドのテント5000円
スポーツオーソリティーのプライベートブランドのシュラフ2000円
http://solocampphoto.naturum.ne.jp/e2831918.html
まぁ、6月の北海道では寒かったです。

そこで、テントをモンベルのステラリッジ1型に、
シュラフもモンベルのダウンに変えたら暖かかったんです。
もうね、ぬくぬくですよ。

テントとシュラフ、どちらが効果があったのかと言われると、
よく分からない面もあるのですが、
寒さの改善はシュラフだろうと思ったんです。

シュラフですが、買ったのは15℃までの製品です。
ホームセンターでも、置いてあるのは同じような対象温度の製品ばかりです。

初心者だった僕は、登山用のシュラフを買えばいいのでは、と考えました。
行き先は、苫小牧のイオンの中にあるモンベルに行きました。
札幌に秀岳荘があるのですが、当時の僕には登山イコールモンベルでした。
何故かというと、田舎民は遊ぶところが無いのでイオンに行くんです。

モンベルのシュラフなのですが、
当たり前なのですがモンベル製しか置いていません。
他のメーカーを見る事が出来ないのがデメリットですが、
全製品を置いてくれるので選びやすいというメリットがあります。
後述しますが、登山家の方には当たり前なのかもしれませんが、
モンベルのシュラフは種類が沢山有ってわかりにくいです。
分かりにくいんですが、選びやすいのがモンベルショップでの買い物です。

シュラフには、化繊とダウンがあり、
化繊→かさばる&安い
ダウン→コンパクト&高い
と、事前調査で分かりました。
どうせ買うなら良い物を、とダウンを選択しました。

モンベルの製品の特徴なのですが、下記の3点がわかりやすい点です。
①どういう素材が使われているのか
②どういう技術が投入されているのか
③使用限度はどのくらいか
あと、デザインがちょっとアレなのは置いておきましょう。

モンベルのシュラフに使われるダウンは3種類あります。
①900FP ②800FP ③650FP
FP(フィルパワー)とは、1オンス(28.4g)辺りの体積(立法インチ)です。
650FPだと、1オンスの羽毛の体積が650立方インチになる事を表しており、
数字が大きいほど品質が高く、少ない羽毛で温度が保てる事になります。
ウィキペディアでは、600FPで良質、700FP以上で高品質と記載があります。

モンベルのシュラフに投入されている技術として、
伸縮性のある縫製になっています。
A:120%の伸縮率のストレッチシステム 
B:135%の伸縮率のスーパーストレッチシステム 
があります。

製品名では、
A ストレッチシステムは「アルパインダウンハガー」
B スーパーストレッチシステムは「ダウンハガー」
と成っています。

900FPのモデルはダウンハガーのみ、
800FPと650FPは「アルパインダウンハガー」と「ダウンハガー」があります。

適応温度の違いで、下記の番手があります。
寒い EXP、0、1、2、3、5、7 熱い

モンベルショップで選びやすいのが、
快適に眠れるコンフォート温度と、体力が維持出来るリミット温度が
わかりやすく製品に記載されています。
同じ番手で同じFPでも、ストレッチの違いで値段が変わるので注意が必要です。
僕もかなり戸惑いました。

さて、僕はある程度良いモノで、コンパクトな製品です。
使うのは夏としました。

製品の番手は5番。
普段の僕であれば安めのモノを選んだのでしょうが、
なんと800FP、スーパーストレッチングシステムを選んでます。
価格は2万円。

コンフォートが9℃、リミットが5℃。
夏場であれば十分かと思いました。

特徴は、なんと言っても小さいことです。


青いのが5番、黄色があとで買い足した2番です。
5番は、250gのODと同じくらいの太さです。
写真の250gOD缶と比べてみると、小ささが分かると思います。

バイクでのツーリングでは、ある程度ですが積載が制限されます。
山岳のキャンプ道具はぼくから見ると究極のパッキングです。
山岳道具に、ある程度無駄なもの、楽しめるものを積みたいと思っています。
焚き火道具であったり、ファロスストーブのような重い非効率のバーナーであったり。

テント、シュラフを軽くすることにより、楽しいものを積む。
それが僕の今のスタイルです。

長文・駄文失礼しました。

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