みなさんおはようございます。
この3連休、北海道は非常に風が強く、折角購入した火器の試運転もままならない状況です。
公私共々色々あり、豆腐メンタルな僕はすっかりやつれてしまいました。
他の人には違うだろうけど、豆腐も立派な凶器ですよ、などと
訳の分からないことを考えながら札幌から車を走らせました。
昨日は札幌の秀岳荘に行き、購入したのが
ストームクッカーです。
キャンプ初心者だった時、アルコールストーブが欲しくてミニトランギアという、800CCのコッヘルとフライパン、
役に立たないゴトクのセット品を買ったのですが、
トランギア者の製品にはストームクッカーの写真がチラホラ載っているんですよ。
その時、「僕はアレ?なんだこのカッコイイの」と思ったわけです。
僕の住む海岸沿いは、風が非常に強くて、野点コーヒー用に良いかなと思いました。
一緒に買ったのがこちらです。
本当はこちらを買いに行ったのですが、ストームクッカーも買ってしましました。
オプティマスのスベア123Rです。
ホワイトガソリンを燃料とする、真鍮製のストーブです。
火力は1400Wと、かなり弱いです。
現在はオプティマス社が中国で生産しているはずです。
パッケージにはmaid by スェーデンと記載されています。
スベアというのはスベン人の、という意味だったと思います。
スベン人の土地でスェーデン、だったはずです。
Japanesという意味ですね。
旧型の123から、新型の123Rになると、クリーニングニードルが付いており、
左にめいっぱいハンドルを回すとニードルの掃除をしてくれるようになっています。
旧型はヤフオクで高値で取引されていますが、
使用する度に穴掃除が必要ですので、少し面倒かもしれません。
僕の記憶では、オプティマス社がスベアを作っていた会社を買収したと思っていました。
WIKIを覗いてみると、
ジーベルトという会社が作っていた、とあります。
ジーベルト社は存続してますので、製造権を買収したのかも知れません。
誰か詳しく教えてくれないかな・・・
札幌の秀岳荘でスベアとストームクッカーを購入し、急いで帰り、
誰もいない海岸へ直行しました。
テーブルやガソリン、コーヒーセット、カップ麺も用意して置きました。
本体と、ゴトク、カップがセットになっています。
このカップ、取っ手が外れやすく、使いづらいのです。
デザイン上の特徴であるゴトクを外すと、バーナーが現れます。
ポンプがついていなく、燃焼熱でタンクを加熱し、ガソリンを噴出する仕組みです。
ポンピング出来れば、内圧が上がり火力アップ出来るのでしょうが、
ポンピングしなくて良いので使用する分にはラクなのです。
良い天気ですが、風速10m/Sの強風です。
持って来た風防が吹き飛ばされたので試験は中止し、帰宅しました。
ハンドルチェーンがバーナー部に着いています。
コレがつかいにくい。
ハンドルの位置を変えるのがカスタム始めです。
使わないかと思いますが、抜けやすいカップの取っ手を曲げて落ちないように。
このカップでコーヒーを飲んでみましたが、アルミなので口を付けると熱くて飲みにくかったです。
エバニューかベルモント当たりで、チタンカップをさがそうかな。
合わせるコッヘルはこちら、同じオプティマスのテラ・ウィークエンドという長い名前のコッヘル。
ヒートエクスチェンジャー付きで、お湯が沸く時間が短いです。
古い設計のスベアと、最新の設計のコッヘル、温故知新の完成です。
いや、コッヘルは中古で、スベアは新品だから、古き(温き)はコッヘルの方か?
中にスッポリ入ります。
本日の朝、風が昨日より弱そうだったので点火試験を実施。
ホワイトガソリンを入れて
タンクの窪みにプレヒート用のアルコールを入れて
火を付けたらゴトクをセット
プレヒートが終わらないうちにツマミを左へ回すと着火します。
最初は赤い火で、しばらくすると安定し、ぶぶぶぶ・・というスベア音?と共に青い火になるのですが・・・
強風で消えました・・・
玄関廻りは風が舞うのも原因かな・・・
二階ほど着火しましたが、青い炎になる前に消えました。
残念ですが、着火できたので良しとしましょう。
ちなみに昨晩はもっと強風でしたが、ストームクッカーは失火せずに使用できました。
ストームクッカーは凄いなと改めて思いましたよ。
自分の買い物への言い訳くさいですね。
スベアは、僕がキャンプを始めた最初期に買ったストーブです。
当時はマナスルヒーターが再販され、空前のマナスルブームでした。
入手出来なかった僕は代わりにスベアを買ったのです。
デザインは気に入ったのですが、
当時は、ぶぶぶ・・という燃焼スベア音がうるさく感じ、
かつ金欠だったときに売ってしましました。
やっと、再入手です。
今度は売らないように、努力します!