プチかまどS1をアルコールストーブの風防に その1
ネットを徘徊していたときに見つけたプチかまど。
アルコールストーブ用にいいのではないか、と思い注文しました。
多少のカスタマイズならば無料で受け付けてくれます。
購入したのはS1という一番ちいさな機種。
早速100均で袋を買って、収納です。
B6サイズに収まりしました。
中身は・・・・
凄くコンパクトです。
ファイアボックスと同じ大きさのようです。
ファイアボックス、欲しかったのだけど、
オプション品が高いんですよ!
組み立てて、トランギアを置きました。
トランギアを置く板は、下からの通風を遮るようになっています。
四面全てに穴が開いています。
風が吹くと、四面から風が入り込んじゃいますので、
下からの通風は遮り、正面の大きな丸穴からの通風としました。
スタンレーを使った場合。
ペグを差し、コッヘルのゴトクにしています。
過去エントリー「トランギアアルコールストーブの火力テスト」
で設定した高さ通りになります。
ストームクッカー風に使えます。
放熱の防止と、クッカーが冷却されるのを防ぐ効果・・・あるかどうか分かりませんが。
モンベルチタンマグ600mlの場合。
高さを少しあげる事ができます。
スタンレーの位置で、モンベルマグだとこんな感じ。
メスティンの時は一番上の位置で。
丸い穴から、フタを閉めることができます。
さて、火入れです。
ピッタリとトランギアを置ける穴が開いているプレート分かりますか?
下からの風通を完全にシャットアウト出来ます。
これが間違いでした!!
火を入れます。
火が暴れる!
ウほッ! 炎がデカイ! はみでる!!
お湯はなかなか沸かないし、燃料はスゴク消費されてしまい、使うのを中止しました。
本体下の穴からの通風を嫌い、下からの通風を完全に遮断したのが間違いだった様です。
燃焼に必要な空気は大きな丸い穴から供給されますが、
この通風の風で炎がユラユラと揺れて安定しませんでした。
さらに、空気が不足したため、
アルコールストーブが熱暴走したような感じになりました。
空気で冷却されないため、アルコールの蒸発量が増加し、
火力がアップしましたが、空気不足&横からの通風で炎がユラユラし、
結果的に無駄に大きな不完全燃焼になり危険な炎になりました。
アルコールストーブは一酸化炭素が発生しやすいと聞きましたが、
こればバンバン発生していますね・・・
でも、手を入れたら使えるようになりました。
炎の形も綺麗になりました。
詳細はその2にでも。そのうちアップします。
長文・駄文失礼しました。
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(c) 2016 Solocampphoto
この記事へのコメント
お買い上げありがとうございました。
メーカーです。
ネッ
『ご希望通りだと炎が暴走する危険がありますよ』と言ったでしょ♪
>燃焼に必要な空気は大きな丸い穴から供給されますが、
この通風の風で炎がユラユラと揺れて安定しませんでした。
これは、ちょっと違っていて、通風の風で炎が揺れるのではなく、
空気が足りないので、気化したアルコールガスが空気を求めて
丸穴や上部のコッヘル周囲から飛び出て、そこで、はじめて燃焼しているのですよ。
空気の取入れ口のつもりの丸穴が、
アルコールが勢いよく気化したとたんに、ガスの飛び出し口になってしまっています。
これを回避するには、十分な空気を下から通してやることです。
ただ、そうすると、完全燃焼でき、炎の飛び出しは減りますが、
燃料の量によっては燃えすぎます。
多分、下からの空気を遮断したかった目的の1つは、
空気量をコントロールすることによって、燃焼量を調整することだったのでは?
これは、気化温度の低いアルコール燃料では、ほぼ無理です。
アッという間に気化してガスが空気を求めて拡散するからです。
ウッド燃料ならゆっくりガス化しますので、可能なんですがね。
アルコールストーブの燃焼の調整は、ガスの出口を抑えるしかありません。
トランギアの場合、五徳に被せる丸い蓋があり、半月や三日月型に出口を調整できますよね。
あれが、不完全ながら、ベターな方法です。 あとは、ストーブ自体を小型なものに替えるとかですね。
トランギア用のプレートの空気孔施工は、いつでも無料で引き受けます。
返送用の切手代を同封の上、プレートを送って下さい。
長文失礼しました。
メーカーです。
ネッ
『ご希望通りだと炎が暴走する危険がありますよ』と言ったでしょ♪
>燃焼に必要な空気は大きな丸い穴から供給されますが、
この通風の風で炎がユラユラと揺れて安定しませんでした。
これは、ちょっと違っていて、通風の風で炎が揺れるのではなく、
空気が足りないので、気化したアルコールガスが空気を求めて
丸穴や上部のコッヘル周囲から飛び出て、そこで、はじめて燃焼しているのですよ。
空気の取入れ口のつもりの丸穴が、
アルコールが勢いよく気化したとたんに、ガスの飛び出し口になってしまっています。
これを回避するには、十分な空気を下から通してやることです。
ただ、そうすると、完全燃焼でき、炎の飛び出しは減りますが、
燃料の量によっては燃えすぎます。
多分、下からの空気を遮断したかった目的の1つは、
空気量をコントロールすることによって、燃焼量を調整することだったのでは?
これは、気化温度の低いアルコール燃料では、ほぼ無理です。
アッという間に気化してガスが空気を求めて拡散するからです。
ウッド燃料ならゆっくりガス化しますので、可能なんですがね。
アルコールストーブの燃焼の調整は、ガスの出口を抑えるしかありません。
トランギアの場合、五徳に被せる丸い蓋があり、半月や三日月型に出口を調整できますよね。
あれが、不完全ながら、ベターな方法です。 あとは、ストーブ自体を小型なものに替えるとかですね。
トランギア用のプレートの空気孔施工は、いつでも無料で引き受けます。
返送用の切手代を同封の上、プレートを送って下さい。
長文失礼しました。
わざわざお越しいただいて光栄です!
下からの通風を遮断したのは、
本体下4面の多孔から強風になった時に恐らく風防効果が薄れるだろうと思ったからでした。
下三面を覆ったら上手く燃えました。
年明け、加工をお願いしようと思います。
下からの通風を遮断したのは、
本体下4面の多孔から強風になった時に恐らく風防効果が薄れるだろうと思ったからでした。
下三面を覆ったら上手く燃えました。
年明け、加工をお願いしようと思います。
下から上への風は風防効果に全く影響しませんよ。
風防効果を阻害するのは横風です。
下三面を覆ってしまったら上面出口から出たところで
アルコールガスが燃えるので、無駄な燃焼になります。
風防効果を阻害するのは横風です。
下三面を覆ってしまったら上面出口から出たところで
アルコールガスが燃えるので、無駄な燃焼になります。