秘境駅小幌でいろいろ試運転
みなさんおはようございます。
8月と9月、なんだかみっちりと予定が入ってしまい、ツーリングもままならない私です。
このままでは、このブログも使いもしないグッズを買うだけになってしまうので、
色々と購入した試運転を兼ねてデイキャンプに行ってきました。
ただ行くだけではつまらないので、
近所にある「秘境」に行ってきました。
JR小幌(こぼろ)駅。
ご存じでしょうか?
トンネルとトンネルに挟まれた、非常に狭い所にある無人駅です。
現在は駅へいく道路がありませんので、JRでしか行けない駅で、
「秘境駅」の上位にランクインする駅です。
元々、数件の住民と、路線整備用の駅だったらしいのですが、
現在は住民はいないようです。
昔は知る人ぞ知る駅だったのですが、デジカメとスマホの普及で撮り鉄が急速に増え、
今では色々な媒体で目にします。
実は、2016年に廃止されたと思っていたのですが、
現在は豊浦町が観光資源として運営しているようです。
廃止も時間の問題かな?と思い、行くことにしました。
実は、10数年前にも来たことがあります。
当時はフィルムカメラの時代で、撮り鉄はほぼゼロでした。
下車すると、カメラをもったおじさんに「降りるの?」と驚かれた記憶があります。
当時は、小幌に下車すること事態が珍しい行動だったんです。
一番の驚きが、青年だった僕がもうおじさんになったことでしょうねぇ。
小幌駅は、自宅車で1時間程度の場所にあります。
室蘭方面から、
東室蘭ー 略 ー 豊浦→大岸→礼文→小幌 と成っています。
最近、JRの鈍行に乗っていないことから、豊浦駅から乗ることにしました。
豊浦駅に行くと、
列車時刻は8時18分でした。
昼頃帰ってきて、苫小牧のモンベルにでも行くか・・・と思いましたが、
帰り、小幌発は15時44分!
行くのを止めようかと思いましたが、行くことにしましたよ。
豊浦駅は綺麗な駅舎です。
平日は食堂が営業しているみたいです。ちなみに無人駅です。
豊浦町の運営なのでしょう。

1両編成のワンマン列車です。

整理券を取り、運賃箱に支払います。まんまバスです。


20分ほど、噴火湾を眺めながら汽車の旅を堪能します。
電化されてないので電車ではありません。単両編成ですので列車でもないです。

小幌駅の室蘭側。トンネルがあります。

こちらは逆の長万部側。トンネルです。トンネル間の狭い場所にあります。

小幌駅の一つ手前、礼文駅から男女の作業員の方が乗って来ました。
小幌駅で降りたのは僕と作業員の方。
乗って来たのは。大学生3人組。
「キャンプ?!」と聞くと、「ウィッス!」と返事をしてくれました。
いるんですね〜。キャンプする人。
海側に降りていくと、看板があります。
文太郎浜と、岩屋観音。
とりあえず文太郎浜に拠点を作る事にしました。

文太郎浜全景。非常に狭い石の海岸です。


テーブルと、アルコールストーブをセット。
今回の新兵器は、モンベルのバーサライトバック40L、ヘリノックスのグランドチェア。
そして、買ってから使っていなかった焚き火台のプチかまどの小さいヤツを持って来ました。

朝食のカップヌードルを、RSRストーブで湯沸かし。

カップヌードル旨し!というか、異常に旨い。

コーヒーをいただいて・・・
外は快晴、暑くてコーヒーという感じじゃ・・・

いざ、岩屋観音に出撃
岩屋観音は、アップダウンのある山道を40分歩くと到着します。
思いがけず、良いトレッキングになりました。


岩屋観音側は文太郎浜より開けた入り江になっていました。
伊達善光寺の施設があったり、こちらがメインスポットだったか・・・と言う感じです。

こちらが岩屋観音。
洞窟の中に首無し観音様が安置されているようです。
秘仏となっていて、見る事は出来ませんでしたが、非常に良い雰囲気です。

岩屋観音は、伝説では江戸時代からあるようです。
江戸時代は、神仏混合でしたので、観音様なのに鳥居があるんですね。
明治期の廃仏毀釈をまぬがれたのでしょうか。
仏教は、土着の宗教と親和性が高く、独自の発展を遂げるケースがままあります。
帝釈天はインドラで、大黒天はシヴァです。天と付く仏様は仏教に取り入れられた、神様です。
日本でも、江戸時代までは神道と仏教が混ざり合っておりました。

戻って、焚き火しながら昼飯を作り・・・

蝉を見つけ・・・(触るのは出来なくなりました)

お湯になっってしまった水を沢で冷やし・・・

沢で涼みながら、汽車時間を待っていました。

汽車時間は15時44分なのですが、早めにいって待っていました。
小幌駅全景。

小幌駅は、室蘭方面から15時13分着で来て、
室蘭方面に帰る15時44分に乗ると、僕みたいに一日中滞在する必要は無くなります。
15時13分に汽車が到着すると、撮り鉄がわんさか降りてきましたよ・・・
昔は誰も降りなかったのですが。
皆、全員が嬉しそうな笑顔を見せておりました。
トランクをもった青年は、長期の旅を続けているのかもしれません。
大学生キャンパー4人が、降りると海へ歩いて行きました。
ここでキャンプするのは、かなりメジャーなのかもしれません。
室蘭方面から15時13分で来ると、
始発は、逆方向、長万部方面への8時38分。
室蘭方面へ帰る始発は15時44分なので、キャンパーのみんなはどうやって帰るのだろうと思いながら、
小幌駅を後にしました。
十数年の時間は、こんな小さな駅をメジャーなスポットに変わっておりました。
8月と9月、なんだかみっちりと予定が入ってしまい、ツーリングもままならない私です。
このままでは、このブログも使いもしないグッズを買うだけになってしまうので、
色々と購入した試運転を兼ねてデイキャンプに行ってきました。
ただ行くだけではつまらないので、
近所にある「秘境」に行ってきました。
JR小幌(こぼろ)駅。
ご存じでしょうか?
トンネルとトンネルに挟まれた、非常に狭い所にある無人駅です。
現在は駅へいく道路がありませんので、JRでしか行けない駅で、
「秘境駅」の上位にランクインする駅です。
元々、数件の住民と、路線整備用の駅だったらしいのですが、
現在は住民はいないようです。
昔は知る人ぞ知る駅だったのですが、デジカメとスマホの普及で撮り鉄が急速に増え、
今では色々な媒体で目にします。
実は、2016年に廃止されたと思っていたのですが、
現在は豊浦町が観光資源として運営しているようです。
廃止も時間の問題かな?と思い、行くことにしました。
実は、10数年前にも来たことがあります。
当時はフィルムカメラの時代で、撮り鉄はほぼゼロでした。
下車すると、カメラをもったおじさんに「降りるの?」と驚かれた記憶があります。
当時は、小幌に下車すること事態が珍しい行動だったんです。
一番の驚きが、青年だった僕がもうおじさんになったことでしょうねぇ。
小幌駅は、自宅車で1時間程度の場所にあります。
室蘭方面から、
東室蘭ー 略 ー 豊浦→大岸→礼文→小幌 と成っています。
最近、JRの鈍行に乗っていないことから、豊浦駅から乗ることにしました。
豊浦駅に行くと、
列車時刻は8時18分でした。
昼頃帰ってきて、苫小牧のモンベルにでも行くか・・・と思いましたが、
帰り、小幌発は15時44分!
行くのを止めようかと思いましたが、行くことにしましたよ。
豊浦駅は綺麗な駅舎です。
平日は食堂が営業しているみたいです。ちなみに無人駅です。
豊浦町の運営なのでしょう。
1両編成のワンマン列車です。
整理券を取り、運賃箱に支払います。まんまバスです。
20分ほど、噴火湾を眺めながら汽車の旅を堪能します。
電化されてないので電車ではありません。単両編成ですので列車でもないです。
小幌駅の室蘭側。トンネルがあります。
こちらは逆の長万部側。トンネルです。トンネル間の狭い場所にあります。
小幌駅の一つ手前、礼文駅から男女の作業員の方が乗って来ました。
小幌駅で降りたのは僕と作業員の方。
乗って来たのは。大学生3人組。
「キャンプ?!」と聞くと、「ウィッス!」と返事をしてくれました。
いるんですね〜。キャンプする人。
海側に降りていくと、看板があります。
文太郎浜と、岩屋観音。
とりあえず文太郎浜に拠点を作る事にしました。
文太郎浜全景。非常に狭い石の海岸です。
テーブルと、アルコールストーブをセット。
今回の新兵器は、モンベルのバーサライトバック40L、ヘリノックスのグランドチェア。
そして、買ってから使っていなかった焚き火台のプチかまどの小さいヤツを持って来ました。
朝食のカップヌードルを、RSRストーブで湯沸かし。
カップヌードル旨し!というか、異常に旨い。
コーヒーをいただいて・・・
外は快晴、暑くてコーヒーという感じじゃ・・・
いざ、岩屋観音に出撃
岩屋観音は、アップダウンのある山道を40分歩くと到着します。
思いがけず、良いトレッキングになりました。
岩屋観音側は文太郎浜より開けた入り江になっていました。
伊達善光寺の施設があったり、こちらがメインスポットだったか・・・と言う感じです。
こちらが岩屋観音。
洞窟の中に首無し観音様が安置されているようです。
秘仏となっていて、見る事は出来ませんでしたが、非常に良い雰囲気です。
岩屋観音は、伝説では江戸時代からあるようです。
江戸時代は、神仏混合でしたので、観音様なのに鳥居があるんですね。
明治期の廃仏毀釈をまぬがれたのでしょうか。
仏教は、土着の宗教と親和性が高く、独自の発展を遂げるケースがままあります。
帝釈天はインドラで、大黒天はシヴァです。天と付く仏様は仏教に取り入れられた、神様です。
日本でも、江戸時代までは神道と仏教が混ざり合っておりました。
戻って、焚き火しながら昼飯を作り・・・
蝉を見つけ・・・(触るのは出来なくなりました)
お湯になっってしまった水を沢で冷やし・・・
沢で涼みながら、汽車時間を待っていました。
汽車時間は15時44分なのですが、早めにいって待っていました。
小幌駅全景。
小幌駅は、室蘭方面から15時13分着で来て、
室蘭方面に帰る15時44分に乗ると、僕みたいに一日中滞在する必要は無くなります。
15時13分に汽車が到着すると、撮り鉄がわんさか降りてきましたよ・・・
昔は誰も降りなかったのですが。
皆、全員が嬉しそうな笑顔を見せておりました。
トランクをもった青年は、長期の旅を続けているのかもしれません。
大学生キャンパー4人が、降りると海へ歩いて行きました。
ここでキャンプするのは、かなりメジャーなのかもしれません。
室蘭方面から15時13分で来ると、
始発は、逆方向、長万部方面への8時38分。
室蘭方面へ帰る始発は15時44分なので、キャンパーのみんなはどうやって帰るのだろうと思いながら、
小幌駅を後にしました。
十数年の時間は、こんな小さな駅をメジャーなスポットに変わっておりました。
この記事へのコメント
もしかして、テーブルの上の黒げな点々わ、珈琲豆ですか(笑
北海道の夏って、本当に貴重ですねww
しかし随分昔、キャンツー行った時の旭川の気温が、地元より高温で死にかけた思い出がなんですが。。。。
綺麗な沢で良いですね。
北海道の夏って、本当に貴重ですねww
しかし随分昔、キャンツー行った時の旭川の気温が、地元より高温で死にかけた思い出がなんですが。。。。
綺麗な沢で良いですね。
もしかしなくても、豆をばらまいてしましました(笑)
旭川周辺は北海道で一番暑いですね〜
北海道の夏は貴重なのですが、
暑さに弱いために早く秋になれ、と念じてしまします。
旭川周辺は北海道で一番暑いですね〜
北海道の夏は貴重なのですが、
暑さに弱いために早く秋になれ、と念じてしまします。