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まだ見ぬ景色を求めて

バイクやキャンプ、ツーリングに関するコラムを目指してます。 基本的に長文です。

頓挫した総真鍮化計画その1・ファロスストーブ

ストーブ

ファロスストーブとパープルヒーター
写真:ファロスストーブと武井パープルヒーター

僕はブラス製品が非常に好きです。
ブラス、真鍮とか黄銅とかいいます。
銅は我々の普通の生活では、

銅そのままで使われることはあまり無いかと思います。
銅は電気抵抗が非常に低いので、
電気用途、モーターや発電機、変圧器なんかに使われます。
マブチモーターとか、配線も銅だと思います。
この前、始めてミニ四駆を組み立てましたが、
電源のパーツは真鍮の様でした。

普通、銅は昔から、青銅や真鍮など、合金で使われていました。
美しく光るのが真鍮です。
銅と亜鉛の合金です。

僕は真鍮の輝きが好きで、自宅の照明やタオル掛け、小物にいたるまで
真鍮で統一しています。
使っているのは、船具メーカーのゴーリキーアイランド。
http://www.gorikiisland.jp

当然、キャンプ用品も全て、真鍮化したい。
僕は、初心者ですので、寒さに強いガスがあることも知りません。

そこで購入したのがファロスストーブです。
ファロスストアから購入できる、7000円くらいのストーブです。
燃料は軽油で、1リットルくらい入ります。

購入してみたら、まずびっくりしたのが大きいこと。
マナスルの126くらいでしょうか。
燃料が1リットルくらい入ります。
それと、真鍮の輝きが綺麗です。

ファロスストーブはインド製で、作りが雑です。
大切なのでもう一度言いますね。
作りがものすごく雑です。

手を入れないと、キャンプ場で使うのは無理です。
大切なのでもう一度。
きっちり手を入れましょう!

事前情報で、ポンプが全く役に立たないことはわかっていました。
100回ポンピングしても圧が立たない、とのこと。
これは、100円で解決できます。
ホームセンターでゴムワッシャーを買い、
ポンプの皮カップと交感することです。
 ※ゴムワッシャーM8×18×1.5

中には、自転車のタイヤ用のバルブを仕込み、
空気入れで加圧する方もいます。
ママチャリの空気バルブはアメリカンタイプといい、
径がポンプの軸径より太いので、ストーブの部品の穴を広げる必要があるようです。
ロードレース用のフレンチタイプなら、細いので
削らなくてもいい気がします。

僕はゴムワッシャーを採用です。
これでポンピングができるようになったので、
点火試験を行いましたが、無事大炎上しました。
バーナーと本体のネジをがっちりねじ込んでも、灯油が漏れてくるんです。
慌てて水をかけて火を消しました。
1回目の点火で、足のゴムが黒焦げになりました。

ちょうど家に、水配管などに使うシールテープという、白い1cm幅のものを
ネジ部に巻き、締め込むと漏れはなくなりました。
釣り用の板鉛で、鉛ガスケットを自作する方も居るようです。

蛇足ですが、回転部に使うのがパッキンで、
固定部に使うのがガスケットです。
使い分けましょう(笑)

再度点火すると漏れもなくきちんと燃えました。

この手のストーブは、余熱が必要なのですが、
マナスルや武井ヒーターは余熱皿の部位に風防が付いていますが、
ファロスは付いていません。
アルミ板を買ってきて、金切ハサミで切って風防をつくりました。

風防により、余熱効率が上がり、1回の余熱で火がつくようになりました。
風防がないと、ちょっと風が吹くと温度が上がらないため、
予熱が二回になったりします。
ファロスストーブ改造内容

さて、僕は寒い時のキャンプは液燃と決めていたので、
ファロスを大沼に持ち込みました。

僕はバイクなので、荷物はひとまとめにするのですが、
ファロスストーブと軽油1リットル、
その他スキレットや薪などを持ち込んだら荷物が重くて重くて、
持った瞬間腰がグキとなり、ツーリングの間中、ずっと腰痛でした。

使ってみて、良いところもあります。
タンクが大きいので1リットル入ります。
定格5時間使用可能。これは嬉しい。

バーナーが、マナスルやスベアなどのローラーバーナーと違い、
多孔構造のサイレントバーナーなので非常に静かです。
早朝の使用でも、音は気になりませんでした。

気になるのは、
定格2500w、2000kcal/h位なのでしょうが、
どこからか空気が漏れているのか、1000kcal/hくらいしか能力は出ませんでした。

武井パープルヒーター101用のヒーターユニットが
シンデレラフィットするのですが、
余り赤くならず、暖かくありませんでした。

ヒーターが赤熱しないので、自作でコイルを巻いて
何とか赤熱させたのです。
これは今思えば、背の高い反射板かわりのアルミ風防を置いて
熱を反射させれば暖かかったかな、と思います。

と言うことで、1回だけ持ち出し、今は家のオブジェとなっています。

買ったときはマナスルが入手出来ず、仕方なくファロスを買いました。
ヒーターとファロスストーブ+αでマナスルが買えますよね。

今でも、マナスルはほしいですが、
マナスルもローラーバーナーで音がうるさく、火力も弱いので
使うかと言われれば使わないでしょうね。
でもほしい。
物欲はつきないですね。

大沼公園キャンプ場の朝
ファロスストーブを持ち込んだ大沼キャンプ場の朝




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