ソロストーブが提供する小さな焚き火という考え方
みなさんこんばんは。
ソロストーブを購入し、2回ほど使ってみました。
1回目はこちら
2回目、近所の川辺に持ち込み、せせらぎを聞きながら焚き火をしました。

ちょっと斜めになっています。
案の定、落っこちました(笑)

この日は木質ペレットが燃料に使える、とネットの記事で見かけたので
テストをしたのでした。
結果、上手くいかず、一度燃えがらを取り出して割り箸を燃やしました。
前置きはここまでで、今回はソロストーブを使ってみた感想を書いてみたいと思います。
○大きさで悩んだ
ソロストーブですが、一番小さいライトから、タイタン、キャンプファイヤーと大きくなります。
ライトが250g、タイタンが500g、キャンプファイヤーが1kg程度と成っています。
最近は、超巨大で9kgもあるボンファイヤーがラインナップされています。
ボンファイヤーは置いておき、ライトが9000円程度、タイタンが10000円程度、
キャンプファイヤーが120000円程度と、
値段がそれほど違わないんです。
キャンプファイヤーはかなり大きく、ソロ用じゃないな、と思えたのですが、
迷ったのがタイタンでした。
ライトがトレック900にスッポリ入るサイズで、
タイタンがトレック1400にギリギリ入らない(と思う)サイズです。
タイタンは持ち運べないサイズではない、と言うことです。
ギリギリ、バイクやバックパッカーでも持てそうな大きさです。
タイタンは炉の容積も大きく、使いやすいだろうなと思えました。
一般的な工業製品なのですが、最初は小さいサイズで製造され、
その後大きくなることがままあります。
日本の自動車も同じ流れです。
購入するとき、実際に秀岳荘で実物を触りながら、ライトとタイタン、どちらがいいのか
考えていました。
そこで考えたのが、最初に発売されたのがライトです。
シリーズで一番小型で軽量のモデルです。
シリーズの最初のモデルに、ソロストーブの考え方が詰まっているのではないか、
と言う点です。
使用感は、実際は使って見ないと分かりませんので、
オリジナルの設計意図を感じたい、と思い、一番の小型モデルにしました。
小さなモデルを選んだのに、もう一つ理由があります。
大きくなればなるほど、燃やす薪の量を増やさなくてはならない点です。
当たり前ですが、薪を沢山くべれば、火力が高くなり調理しやすくなります。
しかし、キャンプ場で燃料となる小枝を調達できるキャンプ場は、
林間サイトを持つキャンプ場に限られるのではないでしょうか。
または、海辺の流木。
大きくなればなるほど、薪の調達が難しくなる事を考え、小さいモデルで
良いのでは無いかと考えたのです。

○ソロストーブの特徴
僕が感じた特徴です。
一つ目が、非常に良く燃えること。
火が以外に大きく、燃やすと満足感を得られます。
但し、薪は細く短い物しか使えませんので、どんどんくべないと
火は直ぐに小さくなります。
小さい割に良く燃えるため、不思議な感じもします。
火が消えても、「また火を付けよー」的なノリで点火できます。
余りに手軽なので、不思議な感じがします。
二つ目が、さっと使え、撤収もラク。
ソロストーブ一体式で、組み立てはゴトクをひっくり返す程度ですので、
さっと取り出し、薪を入れ、火を付けることが出来ます。
焚き付けは100均の固形燃料でした。
僕は薪を割り箸にしたため、薪採取の必要も無く、
ガスストーブ並の手軽さでした。
分離式ガソリンストーブ等より、手軽な感じがしました。
片付けも、二重底で灰が零れないため、非常にラクです。
ガスストーブ並みの手軽さを、焚き火で実現したのがソロストーブではないでしょうか。
○火力の強さは、アルコールストーブ程度
ソロストーブライトの火力ですが、
500CCのお湯を沸かすのに8分掛かりました。
ネットでは、10分位らしいです。
僕はトランギアと、RSRのアルコールストーブを所有してますが、
500CCで8分という数字は、トランギアと同じか、やや火力が落ちるかなと
いうレベルです。
この点を頭に入れておくと、良いのではないでしょうか。
トランギア、僕はお湯沸かし用と炊飯用に使っていました。
世の中にバーナーは沢山有り、強火力のバーナーも多々あります。
しかし、ソロでお米を1合炊こうとすると、トランギアを使うのが一番です。
火力がちょうど良い上、炎が柔らかく、コッヘルを包み込むように燃えるため、
焦げず、美味しく炊飯が出来ます。
まだ確かめていませんが、ソロストーブも炊飯に向いていそうな感じがします。
火力もちょうど良く、炎がガスバーナーと違って一点集中しないため、
焦げも少ないのではと思えます。
○燃料は割り箸で
ソロストーブライト、小さいので燃料の薪も小さくなります。
ちょうど、割り箸を折って燃やすとちょうど良い感じでした。
100均で70膳入りの割り箸、100膳で1時間燃やすことが出来ました。
300円分、210膳の割り箸を持ち込むと、2時間燃やすことが可能です。
2時間あれば、ご飯炊いて、シチューを作ることは可能です。
ガスやガソリンよりは嵩張るのでしょうが、通常の焚き火台を持ち込み、
5kgや10kgの薪を持ち込むより重量は少ないです。
そのかわり、ずっと割り箸を折ってくべないとダメですけどね。
小さいモデルのライトですが、薪も小さく、量も少なくて済みます。
1回にお湯を沸かす薪の量は、一番少なくて済む焚き火台では無いでしょうか。
○終わりに
使ってみて、ソロストーブライトは焚き火台という言い方より、
燃料が薪のバーナーという言い方がしっくりと来ます。
焚き火は面倒な事がいいのだ、と言われたらそれまでなのですが、
先進の薪バーナーシステムと言っていいかと思います。
購入した一番小さいモデル、ライトですが持ち運びやすく、
薪の量も少ない割に炎が大きく、焚き火感を楽しめます。
焚き火の不便さも含めて楽しみたい方は不向きですが、
荷物を軽くしたい、スイッチ一つで焚き火したいという、
焚き火とは正反対のニーズを満たすことが出来る、不思議なアイテムだと感じました。
ソロストーブだけでキャンプも、十分可能な気もします。
僕は炊飯中にコーヒーを入れたいので、アルコールストーブも持って行きますけどね。

ソロストーブを購入し、2回ほど使ってみました。
1回目はこちら
2回目、近所の川辺に持ち込み、せせらぎを聞きながら焚き火をしました。
ちょっと斜めになっています。
案の定、落っこちました(笑)
この日は木質ペレットが燃料に使える、とネットの記事で見かけたので
テストをしたのでした。
結果、上手くいかず、一度燃えがらを取り出して割り箸を燃やしました。
前置きはここまでで、今回はソロストーブを使ってみた感想を書いてみたいと思います。
○大きさで悩んだ
ソロストーブですが、一番小さいライトから、タイタン、キャンプファイヤーと大きくなります。
ライトが250g、タイタンが500g、キャンプファイヤーが1kg程度と成っています。
最近は、超巨大で9kgもあるボンファイヤーがラインナップされています。
ボンファイヤーは置いておき、ライトが9000円程度、タイタンが10000円程度、
キャンプファイヤーが120000円程度と、
値段がそれほど違わないんです。
キャンプファイヤーはかなり大きく、ソロ用じゃないな、と思えたのですが、
迷ったのがタイタンでした。
ライトがトレック900にスッポリ入るサイズで、
タイタンがトレック1400にギリギリ入らない(と思う)サイズです。
タイタンは持ち運べないサイズではない、と言うことです。
ギリギリ、バイクやバックパッカーでも持てそうな大きさです。
タイタンは炉の容積も大きく、使いやすいだろうなと思えました。
一般的な工業製品なのですが、最初は小さいサイズで製造され、
その後大きくなることがままあります。
日本の自動車も同じ流れです。
購入するとき、実際に秀岳荘で実物を触りながら、ライトとタイタン、どちらがいいのか
考えていました。
そこで考えたのが、最初に発売されたのがライトです。
シリーズで一番小型で軽量のモデルです。
シリーズの最初のモデルに、ソロストーブの考え方が詰まっているのではないか、
と言う点です。
使用感は、実際は使って見ないと分かりませんので、
オリジナルの設計意図を感じたい、と思い、一番の小型モデルにしました。
小さなモデルを選んだのに、もう一つ理由があります。
大きくなればなるほど、燃やす薪の量を増やさなくてはならない点です。
当たり前ですが、薪を沢山くべれば、火力が高くなり調理しやすくなります。
しかし、キャンプ場で燃料となる小枝を調達できるキャンプ場は、
林間サイトを持つキャンプ場に限られるのではないでしょうか。
または、海辺の流木。
大きくなればなるほど、薪の調達が難しくなる事を考え、小さいモデルで
良いのでは無いかと考えたのです。
○ソロストーブの特徴
僕が感じた特徴です。
一つ目が、非常に良く燃えること。
火が以外に大きく、燃やすと満足感を得られます。
但し、薪は細く短い物しか使えませんので、どんどんくべないと
火は直ぐに小さくなります。
小さい割に良く燃えるため、不思議な感じもします。
火が消えても、「また火を付けよー」的なノリで点火できます。
余りに手軽なので、不思議な感じがします。
二つ目が、さっと使え、撤収もラク。
ソロストーブ一体式で、組み立てはゴトクをひっくり返す程度ですので、
さっと取り出し、薪を入れ、火を付けることが出来ます。
焚き付けは100均の固形燃料でした。
僕は薪を割り箸にしたため、薪採取の必要も無く、
ガスストーブ並の手軽さでした。
分離式ガソリンストーブ等より、手軽な感じがしました。
片付けも、二重底で灰が零れないため、非常にラクです。
ガスストーブ並みの手軽さを、焚き火で実現したのがソロストーブではないでしょうか。
○火力の強さは、アルコールストーブ程度
ソロストーブライトの火力ですが、
500CCのお湯を沸かすのに8分掛かりました。
ネットでは、10分位らしいです。
僕はトランギアと、RSRのアルコールストーブを所有してますが、
500CCで8分という数字は、トランギアと同じか、やや火力が落ちるかなと
いうレベルです。
この点を頭に入れておくと、良いのではないでしょうか。
トランギア、僕はお湯沸かし用と炊飯用に使っていました。
世の中にバーナーは沢山有り、強火力のバーナーも多々あります。
しかし、ソロでお米を1合炊こうとすると、トランギアを使うのが一番です。
火力がちょうど良い上、炎が柔らかく、コッヘルを包み込むように燃えるため、
焦げず、美味しく炊飯が出来ます。
まだ確かめていませんが、ソロストーブも炊飯に向いていそうな感じがします。
火力もちょうど良く、炎がガスバーナーと違って一点集中しないため、
焦げも少ないのではと思えます。
○燃料は割り箸で
ソロストーブライト、小さいので燃料の薪も小さくなります。
ちょうど、割り箸を折って燃やすとちょうど良い感じでした。
100均で70膳入りの割り箸、100膳で1時間燃やすことが出来ました。
300円分、210膳の割り箸を持ち込むと、2時間燃やすことが可能です。
2時間あれば、ご飯炊いて、シチューを作ることは可能です。
ガスやガソリンよりは嵩張るのでしょうが、通常の焚き火台を持ち込み、
5kgや10kgの薪を持ち込むより重量は少ないです。
そのかわり、ずっと割り箸を折ってくべないとダメですけどね。
小さいモデルのライトですが、薪も小さく、量も少なくて済みます。
1回にお湯を沸かす薪の量は、一番少なくて済む焚き火台では無いでしょうか。
○終わりに
使ってみて、ソロストーブライトは焚き火台という言い方より、
燃料が薪のバーナーという言い方がしっくりと来ます。
焚き火は面倒な事がいいのだ、と言われたらそれまでなのですが、
先進の薪バーナーシステムと言っていいかと思います。
購入した一番小さいモデル、ライトですが持ち運びやすく、
薪の量も少ない割に炎が大きく、焚き火感を楽しめます。
焚き火の不便さも含めて楽しみたい方は不向きですが、
荷物を軽くしたい、スイッチ一つで焚き火したいという、
焚き火とは正反対のニーズを満たすことが出来る、不思議なアイテムだと感じました。
ソロストーブだけでキャンプも、十分可能な気もします。
僕は炊飯中にコーヒーを入れたいので、アルコールストーブも持って行きますけどね。
この記事へのコメント
川のせせらぎをバックにしたストーブは絵になりますね。
傾いて落ちるのは、小さな火器ならではのアルアルですかね(笑)
ペレットを使った事がありますが、
目詰まりの解消に、100均の網オタマ?をカットして
底に入れ通気性を向上させるとイイみたいですよ
傾いて落ちるのは、小さな火器ならではのアルアルですかね(笑)
ペレットを使った事がありますが、
目詰まりの解消に、100均の網オタマ?をカットして
底に入れ通気性を向上させるとイイみたいですよ
SORAさんコメントありがとうございます。
茶こしを潰して入れたのですが、ダメでした。
また、良さそうな物を買ってきます。
ペレットが使えれば、割り箸を折らずにすむんでラクになりますよね
でも着火性が悪いみたいです
茶こしを潰して入れたのですが、ダメでした。
また、良さそうな物を買ってきます。
ペレットが使えれば、割り箸を折らずにすむんでラクになりますよね
でも着火性が悪いみたいです
おはようございます( ̄▽ ̄)
ソロストーブのフォルムといい、ソロの時に良い大きさで、憧れるギアの1つです^_^
ちょこちょこと燃料をくべながら、炊飯するなんて、いい時間の過ごし方な気がします(^-^)
少し忙しいかもだけど笑
ソロストーブのフォルムといい、ソロの時に良い大きさで、憧れるギアの1つです^_^
ちょこちょこと燃料をくべながら、炊飯するなんて、いい時間の過ごし方な気がします(^-^)
少し忙しいかもだけど笑
マルスさんコメントありがとうございます。
マルスさんは特大モデルのボンファイヤー逝きましょう!
ボンファイヤーで焚き火したら楽しそうですよ
マルスさんは特大モデルのボンファイヤー逝きましょう!
ボンファイヤーで焚き火したら楽しそうですよ